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2009年12月28日
京都 奈良 大阪 40代の古美研(1)
今年の紅葉シーズンに京都など関西地区を巡った。丸3日間の濃くも楽しい古都の旅を数回に分けて紹介します。初日はあいにくの雨だったけど、今年から神戸赴任のM本准教授に京都案内をしてもらった。(彼は段ボール家具のみならず?大きなプロジェクトで1年ぐらい京都通いしていたので、京都は詳しい…はず)
まずは町家の小さな蕎麦屋「河道屋」

寒い日だったので、ゆったり時間のながれる店内にまったり、汁をすすってほっこり。にしん蕎麦が有名らしいけど、僕は鴨なんば大盛りで。山椒がピリピリ利いてて んまぃ!
ゆっくりと日本酒でも行きたい所だったけど、お寺さん目当てなので、そそくさと移動です。
地方に仕事で出掛ける時は出来るだけ歩いて回るようにしてるけど、今回は時間が無くタクシー移動。祇園をかすめてまずは高台寺へ。

高台寺は、ねねのお寺。実際に霊屋下にご本人も眠っているようです。秀吉の船の天井をそのまま使った開山堂(写真右、ただ、この天井かは不明)や、秀吉が愛した茶室を移築した傘亭や時雨亭は当時のまま現存し、重要文化財。
傘亭は竹と丸太が放射状に組まれ、唐傘を開けた姿のようだから、そう呼ばれているとの事。伏見城からの移築だけど、当時は池?のほとりにあったことから、にじり口ではなく直接船で客人が迎えられる入り口になっていて興味深い(写真左)。秀吉が船遊びをしていて、そのまま使えるようにしたんだろうな。時雨亭は茶室には珍しい2階建て。1階は準備や控えの目的で、客は2階でもてなされる。こちらは以前は丘の上にあって、2階からの眺めを楽しんだという事。この2つの茶室は土間廊下でつながっていて、この構成をしたのが小堀遠州。紅葉や竹林も見事でした。ただ、准教授によると、夜は下品なライトアップでひどいらしい。行かれる方は昼に是非。
修学旅行ルートの二段坂三段坂は雨でも賑わって、歩くのも一苦労。久しぶりの小道に何だか懐かしく、賑わう小道を抜けると、いよいよ清水寺。

本堂は国宝。若い頃に何度も来たのにやはりいい。今まで知らなかったけど、本堂は中に自由に上がる事が出来て、内々陣にある本尊の千手観音立像にもあえる。正座をし、気持ちを鎮めて向き合い、手を合わせる。すぐ後ろで高校生達が写真を撮り合っている舞台の喧噪が、嘘のように静かな空間。鐘も撞かせていただきました。今年の漢字アンケートにも記入したけど、「新」でしたね。はずれました…。
お寺の拝観時間は遅くても16時頃、ゆっくり古都を満喫したい所だけど、次も見たいので慌てて移動。次は東福寺。

東福寺の名はHPにもあるけれど、「洪基を東大に亜(つ)ぎ、盛業を興福に取る」と、奈良の二大寺(東大寺、興福寺)にちなんで名付けられている。紅葉の名所だけあって、すごい人!ひとヒト人。ただ、やっぱりすごく綺麗。初めて訪れた興奮もありで、思わず写真をいっぱい撮っちゃった。見所は紅葉のみならず、禅寺特有の枯山水も見事。ここ東福寺の方丈庭園は建物の四周に表現の違う庭園を配していてとても素晴らしい。昭和13年に重森三玲氏によって作庭。葉、苔、石、砂などで作り出される世界観は簡単そうに見えて奥が深いんだろうな。開山堂と紅葉の通天橋、方丈八相庭園は入り口や料金も別なのでご注意を。
駆け足で回った3つのお寺。どれも個性的で魅力的なお寺でした。案内人ありがとう。
という事で、一日の疲れを癒しに、先斗町界隈へとフェードイン!

時間も忘れて楽しい時を過ごしました〜。翌日の奈良が辛くなる事も忘れて… つづく。
投稿者 ishida : 14:37 | コメント (0) | トラックバック
2009年12月18日
作品展
いつも多くのご案内を頂きつつ、顔が出せるのは半分ぐらい。もっとマメに動かないとね。先月からの知り合いの作品展紹介。
まずは銀座の和光、すごい所で展覧会です。すでに過去にも数回和光での展覧会を行っている堀川理万子さん。大学の先輩で、なんどかスキーにも連れて行ってもらいました。スキーの腕前もバッチリのスペシャルアーティスト。僕もそろそろ大人になったので、小さい作品なら手が届くかと思ったけど、甘かった。とてもとてもテガデナイ…。
今回は人物などもあってますます表現の幅が広がっていました。でもいつもの でで〜んと太っちょ?アングルの花が素敵でした。絵本も描かれています。どんどん見えない所まで登って行ってしまいそうで。待って〜
続いてはこちらも大学先輩の田中真聡さん。

全て手作りのキネティックアート。学生時代はよくお手伝いをさせていただきました。緻密な計算でバランスを取りながら造形し、組み立てて行くのは大変な作業。作品制作のみにとどまらず、海外発表や演劇やダンサーなどとのコラボなど、活動は多岐に渡ります。今回は環境提案ということで、作品を単体でとらえるのではなく、観葉植物のように場とモノと人との関係を空間で見せていました。
変わらない人柄と作風と空間に何だか落ち着きます。朝だったからアルコールはご一緒出来ませんでしたが、またゆっくりやりましょう。
こちらも大学の先輩。TOTOでデザイナーをされていて、今年から独立し、芝浦工大の教授でもある橋田規子さん。

新宿ozoneでの展覧会は今週火曜日まででした。水をテーマに素敵な造形をされていました。僕が橋田さんの中でいいな〜と思うのは、さらりと見える所。おそらく様々考え、悩んで生み出しているのだと思うけど、人柄とも相まって、作品がすごく素直にさらりと受け入れられる所がいい。写真の椅子も身体にしっくりくるし、水切りもとてもいい。ご本人もさらりと裏表が無く、素敵です。Gマークの審査もされているようです。
最後は予備校からの友人で、森栄二くん。彼も人柄がとてもすてきで、やさしい人。子供の彫刻もやさしさが溢れています。

会場では本人に会えなかったので、ぽっかりあいた穴の作者の思いは聞く事は出来なかったけど、遠くを見る目が何とも切ない感じです。階段をバックに撮影もいいけど、海を背景に撮影したらいいな〜なんて思いました。
こちらはまだ間に合うので、時間のある人は覗いてみてはいかがでしょう。秋葉のはずれです。
投稿者 ishida : 18:45 | コメント (0) | トラックバック
2009年12月16日
めでたい
この秋から冬にかけて目出たい事が目白押しでした。まずは美しい花嫁から。

外苑前の素敵なレストランでのとてもスマートな会。流石はグラフィックデザイナー女史、かっこいいです。旦那もとってもいい男。おふたりとても幸せそうでした。またゆっくり飲みましょう、OSHIAWASENI!!

続いては日本男児の花婿姿。藝大で最初に担当した学年の兄貴分がついに年貢を納める?というのでお祝いに駆けつけました。東京大神宮での神前式はなかなかいけてました。和装もいいね。
披露宴では花嫁のドレス姿も見る事が出来て、にぎやかな楽しい会でした。仲のいい同期に囲まれて、こちらもとっても幸せそう。また誘ってよ。

我が父が今年10月古稀を迎えました。ま、古稀って歳には見えないんだが、変わらず元気な大黒柱で居続けてほしいです。いろいろと教わり、学んだ父です。厳しく、変わり者ですが、最近は写真のように孫達とカニに囲まれて、にっこりです。テニスも毎週ハードにやっているみたいだし、禁煙も頑張っているようで、ますます勢いが増しそうです。年末はまた楽しみましょう!

おつき合いが始まってからちょうど10年。それから様々お世話になりました。OZONEで展覧会をしたり、三重に遊びに行ったり、デザイナー4人とホテルで合宿?したり、フィンランドからスウェーデンに船で渡ったり(船底部屋に予約されてたり)、ミラノやバローロへ行ったり、不動産を探したり、昼間っから焼酎でべろべろになったり、事務所でいっぱいパーティしたり、いろいろな人と出会わせてもらったり、上海に行ってマッサージしたり・・・・
そんなこんなもありながら、ヤマカワ会が10周年という事で、五反田デザインセンターに久しぶりにみんなが集まりました。知ってる人知らない人、とっても大勢でした。まだまだよろしくお願いします。

そうそう、ACTUSが今年創立40周年という事で、先週パーティにお誘いいただきました。
40周年の節目に、会社の歴史を書いた本を出されたようです。その名も「1969」。
この年の青山に一軒のインテリアショップをオープンさせたのが始まりだという事です。僕も一冊頂きました。
その本の中で僕の事もいくつか紹介いただいています。11年前のポラダデザインアワードの事や展覧会の事。商品化した「own」や「vario」の事なども。そう考えてみると長いお付き合いをさせていただいているな〜と。外部の人間にもフレンドリーに接していただき、思いを理解してもらって、開発から販売トークまでつなげてもらい、丁寧に販売してもらっている事、改めて感謝です。
「1969」はまだ書店には並んでいないようですが、近々販売するとの事。書店に並んだら是非目を通してみて下さい。
投稿者 ishida : 10:33 | コメント (0) | トラックバック
2009年12月15日
歯医者で再会

ASKULで発売中の受付まわりシリーズ。開発当初から販売している診察券入と近所の歯医者でバッタリ再会。
スタッフ手作りのかわいいイラスト付きで、でで〜んと立派に受け付けておりました。こういうところでの出会いはやっぱり嬉しいね。今日は歯石のお掃除と、詰物の入れ替え。あの椅子に座ってまぶしい光に照らされて寝転がると、いまだに固まってしまいます…
投稿者 ishida : 16:51 | コメント (0) | トラックバック
coloursの生まれる場所

千葉県の端っこでcoloursは作られています。
10月の末、その現場にお邪魔しました。
PVCシートなどのいわゆるビニール素材の接着や加工は、接着剤で接着する方法ではなく、素材自身を溶かしながらお互いをくっつけて(カットも)行くウェルダー加工という方法をとります。金型が接する部分に高周波を通し、素材の分子を振動させて溶着させて行きます。
こちらの工場では、金型の制作から行っているので、制作精度が高く、細かな希望や相談なども聞いてもらう事ができます。金型がいっぱい積んであって、なんだか男の子心をくすぐられます。
永年の勘で材料の歩留り、ラインの効率、制作行程などを決めて行くようです。こちらの希望がしっかりしていれば、より美しく、効率良く、コストも落した製品開発がスピーディーに行われる、頼もしい会社でした。
繁盛期には多くの商品加工をさばく、大きな円盤状の加工台もありました。(当日はファイルのようなものを製作中)エンボス加工や箔押しも目の前で簡単に行いながら説明していただきました。
今でもお世話になっている浮き輪や、大きなだっこちゃん人形のようなおもちゃ、子供の頃、パンチして遊んだ起き上がりこぼし。様々な製品を見せていただいてるうちに、何かいいアイデアが浮かんできそうな…
工場で働いているお母さん達のお陰で、coloursも世の中に生み出されているんだな〜 感謝。
投稿者 ishida : 13:25 | コメント (0) | トラックバック
3ヶ月の間に
いろいろとやってたら時間だけがあっという間に過ぎ去り、気がつけば12月も中旬。いよいよ今年の丑年ともさよならなシーズンです。秋口からのスケジュール帳を見返せば、何やら面白い所に出歩いておりました。まずはつくし文具店。国立にある小さな小さな文具店。9坪ハウスの萩原さんがやっていて(この9坪ハウスの記事も古っ)、いつか行こう行こうと思いつつ、なかなか脚を運ばなかったけれど、文具教室なる催しにお誘いを受け、9月の土曜日に行ってきました。
数人の見ず知らずの方達と僕のデザインしたものなんかの話しをして、後半は駅前の居酒屋さんで引き続きのトーク。「余地」のテーマのもと皆さん興味を持って話しを聞いて下さり、コチラも楽しめました。HPの「れんらく」には、色々な方の文具教室の様子が書かれています。僕のはかなり前になっちゃってるけど…
いろんなかわいいデザイングッズが売っています。国立散策にどうぞ。
