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2010年12月22日

今年最後の岩手

今年最後の岩手出張は、日差しの暖かい朝の大宮から出発したものの、いつもの水沢江刺では一転雪景色でお出迎えいただきました〜。昨日までは降っていなかったとか、白く広がる景色はとてもきれいです。
今回はいつもの水沢、江刺、一関、平泉界隈に加え、2日目に特別豪雪地帯に指定されている西和賀町や盛岡のはずれの工房を訪ねます。豪雪地帯に向かう前日に雪でお出迎えとはなかなか粋な演出です。
初日は雪が降り続き、水沢の町中もさすがに渋滞です。いくら雪国の方々とは言え、車の運転は慎重になります。打合せも大きな山をひとつ乗り越え、暗くなるとあっという間に凍り付いた道路をタイヤが空回りしながら移動します。そんなこんなで夜は江刺の料理屋さんで箪笥組合の方々と鍋をつつきましたが、かなりの遅刻で出遅れました。

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翌日は朝早くホテルをチェックアウトし、早速西和賀町に向かいます。が、水沢市内の道路はどこもツルッツルのアイスバーン。ようやくの高速で景色は増々深い雪の世界へと入って行くのでした。
西和賀町は旧湯田町、沢内村が合併して出来た細長い町だそうで、字のごとく温泉が豊かな地のようです。「のようです」は、実体験がないからで、寒い雪国にあったかい温泉はよーく似合いますが、残念ながら誠に残念ながら「ようこそ湯田へ」「またお越し下さい」の看板を一気に通り抜け、沢内地区の蔓細工工房へと急ぐのでした…。

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蔓はアケビのツルで、雪降る前の時期に山に入って収穫し、一本の綺麗な棒状になるように整え、水に浸して柔らかくしてから編むそうです。ストーブを囲んでおばあちゃん達が色々おしゃべりしながら編んでいます。触らせてもらいましたが、蔓はしっかりしていてキチンと編込むにはかなり指先に力がいりそうです。「同じにしようと思ってもみんな違っちゃうのよね〜」と言うような事をお国訛りのままニコニコした顔で説明してくれると、なんだか嬉しくなっちゃいます。で、みかん入れになりそうなカゴをひとつお持ち帰りです。長々とお邪魔しました。こんどはゆっくり温泉目的で来ますね〜。  
作家のおばあちゃん達です↓ 

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盛岡では手づくり村竹細工工房を見学しました。一般的な竹ではなく、南部鈴竹という岩手北部の竹で編む事で、しなやかで割れる事のないカゴが編めるそうです。

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盛岡から戻ると水沢は太陽がポカポカいい天気でした。道路の氷も溶けスムーズに移動出来ました。
鉄器の打合せも大きな一山を乗り越え、その先の目標が更に見えて来た感じで、意味ある打合せとなりました。漆器のサンプルも徐々に見えて来て、寅年最後の岩手はとてもいい締めとなり、来年につながる有意義な出張でした。  
盛岡であったかい○○も食べられたらもっと有意義だったのにな〜

投稿者 ishida : 2010年12月22日 16:50

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